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2007年12月22日 (土)

海を超える想像力 -3

海を超える想像力、第三回です。
 
東京ディズニーランドができて3年経とうとする頃のことです。

ディズニー社は新たな構想を提案してきました。それは「東京ディズニーワールド構想」でした。
ディズニーランドだけでなく舞浜地域全体をディズニーの世界にしようということです。
これにはOLC側も前向きに共同開発するということにしました。
 
しかしOLCの内部ではある変化が起こっていたのです。
それは、ディズニーランドを作っているときはディズニー社の言いなりだったが、もうディズニー社の“いろは”を吸収したので舞浜地域は自分たちで開発したい、という思いが出てきたのです。
 
そんな中ディズニー社から“第2テーマパーク”の案が出されました。
それは「ディズニーシティー」です。
更に話が進み、ディズニー社が提案してきたのが「ディズニー・ハリウッド・マジック」でした。
「ディズニー・MGM・スタジオ」の様なものです。
しかし、高橋さんは映画産業が盛んなアメリカだから成功するかもしれないが、映画に対する思い入れがあまりない日本では成功しないだろうという考えを持ちました。
 
しかし、はっきりした意思表示をディズニー社に示すことができず、ディズニー社主導で話は進み、第2テーマパーク「ディズニー・ハリウッド・スタジオ・テーマパーク(仮称)」として、本格的に計画を進める流れになってしまいました。
 
ここでハリウッドの話を変えたのが高橋さんでした。
高橋さんは、(この後の話もそうですが)アメリカと日本の文化の違いによる意見の対立では断固として譲りませんでした。
今からすると、確かに日本で映画をテーマとするのは厳しいです。(USJを見てると良くわかります)
 
そこで高橋さんはディズニー社関係者含めての会議でディズニー社にすべてを語り、変に言い訳せず率直に詫びました。
そうして「ディズニー・ハリウッド・スタジオ・テーマパーク」は無くなり、第2テーマパーク案は白紙に戻ったのです。
 
その後、ディズニー社が新企画案を持ってきました。
それが「七つの海」という構想だったのです。
 
今回はここで終わり。次回はシーに関する日米の考え方です。

 

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