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2010年7月 4日 (日)

Winnie the Pooh プー原作英語で読む -6 第5章

CHAPTER Ⅴ

In Which Piglet Meets a Heffalump

ディズニー化はされていないストーリーです

 

ランピーが存在していいのか否かの論争はこの章を読まずには語れません。

さらにディズニー化されていないこともあり、来年の新作として使われる可能性が高い章です。

 

今回はHeffalump=ズオウという石井桃子さん訳(同時にディズニー訳)を使います。

最初はプー,ピグレット,ロビンが三人で話しているところから。

"Heffalump"を見たというので、プーとピグレットは知ったフリをして話をあわせますが、とにかく3人とも正しく知らないことがよく分かる会話です。

ストーリーとしては、その後落とし穴を仕掛けてズオウを捕まえる作戦を立てるプーとピグレット、穴にハチミツを仕掛けて明朝見に来ることに決めるが、お腹が空いたプーがハチミツ食べに穴に入り、朝早く心配になったピグレットが穴を確認しに来たところで、穴から恐ろしい声が聞こえたので慌ててロビンを呼ぶピグレット、しかしそれは壺にはまったプーの声でした。

最初の3人での会話がズオウについての情報のすべてです。

"What was it doing?" asked Piglet.

"Just lumping along," said Christopher Robin. "I don't think it saw me."

ディズニーでのズオウ「ランピー」 Lumpyです。名前の由来はこの分の"lumping"からきていると思われます。

どう考えてもこのHeffalumpがディズニー版でも使われているわけで、シェパードの挿絵を見てもディズニーの絵を見ても象の間違いとしてかかれています。

最終的にズオウがこの世に存在するのかどうかについての直接的な記述はありませんが、話を読めばズオウは象の間違いであり存在しないのに3人の頭の中で勝手に動いて勝手に暴走していることがすぐ分かるでしょう。

特に、プーとピグレットがズオウが穴に落ちる理由を話す辺りは。

それをズオウが存在するものとして扱ったディズニー、さらに勝手にぬいぐるみとして登場させたことへの問題が大きいのです。

一方でこちらの原作では3章のWoozleと同様に(主にピグレットの)頭の中で展開される恐ろしい怪物として書かれています。

特にこのHeffalumpは今後もピグレットの頭の中での敵として度々、度々登場します。

ストーリーはそこまでややこしくないものですが、原作とディズニーの違いが大きく現れる章となっています。

ピグレットの思い(3章冒頭のTrespassers Wの登場とかも)を中心に読むと、ズオウがどのような生き物として考えられているかが分かります。

 

次章はディズニーでは短編としてアニメ化されているものの、ほとんど知られていないので初めて知るストーリーの人が多いはずです。

こちらも4章同様イーヨーの性格がディズニー版と原作ではちょっと違うので注意しながらが良いです。

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