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2010年12月14日 (火)

熊でも分かるディズニープーまとめ 2

プー新作について「35年ぶり」という表現が多く使われています。

35年前への回帰を打ち出した新作、ではこの35年以上前には何があったのでしょう、何に回帰するのでしょう。

そしてここ35年で何が変わったのでしょうか。

前回の表の主要作品リストを中心に、ディズニープーの歴史を辿っていきます。

今回は、60,70's、80,90's、00'sの3時代に分けてみました。

 

1926、28年にA.A.ミルンが出版した原作「クマのプーさん」「プー横丁に建った家」。

そこで完結したプー、その後ミルンはプー作品を避けようとしながら1956年に74歳で生涯を閉じます。

それから10年後の1966年、ディズニーによってプーが動き出しました。

事を辿れば1962年、ウォルトはプーの版権を獲得しました。ミルンは既に亡くなっていましたから、妻のミルンからです。

当時、プーはイギリスでは大人気を博していましたが、アメリカでの知名度はいまいちでした。

プーが人気キャラクターになると確信していたウォルトは、アメリカでの認知度を上げる為に、長編で公開するのではなく、中編を3本順次公開してからそれをまとめて長編にするという方法に決定しました。

一方で、「我々が手を加えることは何も無い」と原作の良さをとにかく生かす方針を打ち出していました。

こうして1966年2/4「プーさんとはちみつ」が公開されますが、ウォルトはその10ヵ月後に亡くなります。

このこともあり残り2作の製作には時間がかかり、10年以上を要しましたが、1977年"最終章"を加え、遂に「くまのプーさん/完全保存版」として長編映画、ディズニー・クラシックス第22作目として公開されました。

これが35年前に起きたこと。ウォルトの意志が反映されたディズニープーの時代でした。

 

時代は変わり1980年代。

プーは既にウォルトの予想をも上回る大人気キャラクターになっていました。

そんな中で、プーの新しい作品を作らないのはもったいないという声があがってきます。

そして"完結"したはずのプーが復活するのです。

1983年スペシャルシリーズ短編「プーさんとイーヨーのいち日」公開。

これが完全保存版以降初のプー作品、つまりウォルトの関わらない初のプー作品となったのです。

それによりかなりの批判がありましたが、同年からテレビシリーズもスタート。

「Welcome to Pooh Corner」着ぐるみ実写で、子供向け教育ものです。

プーさんとイーヨーの一日に批判をするのが馬鹿らしくなるようなものです。

そして88年~テレビシリーズ「新くまのプーさん」、このシリーズでプー復活は決定的になります。

着実に、順番に"完結"後の復活の道を辿ったプーは遂に長編に帰ってきます。

97年「くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ!」20年ぶりの長編として宣伝されます。今回の35年ぶりと同じような宣伝です。

この作品で、完全保存版最終章から話を繋げ、ディズニーでの100エーカーの森の歴史が確立されたのです。

 

"完結"後、短編、テレビ、長編と復活してきたプーは、2000年、遂に劇場に帰ってきたのです。

映画「ティガームービー/プーさんの贈りもの」、この時代プーはミッキーを凌ぐほどの世界的大ブーム。

そのタイミングで登場した劇場版。この作品からスピンオフを導入。

また、01~02年にはプレイハウスディズニーで「ザ・ブック・オブ・プー」

その後も「くまのプーさん/完全保存版Ⅱ ピグレット・ムービー」「くまのプーさん/ルーの楽しい春の日」と毎年長編が作られていきました。

翌年、「くまのプーさん ザ・ムービー/はじめまして、ランピー!」、スピンオフ方式もほぼ出尽くした形となり、新しいキャラクターを作ることになったのです。

こうしてズオウのランピーが登場。その年ハロウィン作品「くまのプーさん/ランピーとぶるぶるオバケ」も製作され、ランピーの人気を更に高めようとします。

2007年~現在、プレイハウスディズニーでミッキーマウス・クラブハウスと並ぶ代表格となるCGシリーズ「プーさんといっしょ」が登場します。

新キャラクターも多数、さらにクリストファー・ロビンではない人間の女の子ダービーも登場します。

この10年間で、プーは長編作品でもプレイハウスディズニーでも定番になりました。

一方で後半5年間は新キャラクターの登場,CG化と、ウォルト時代から大きく変わってきました。

 

そして2011年、ウォルト死後の二時代を越えた35年ぶりの作品、手書きタッチの2D、ティガームービーで確立された原作キャラクターで、プー2度目のディズニークラシックス作品が公開されます。

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